「そら日和。」5月

とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない

(原文: On ne voit bien qu’avec le coeur. L’essentiel est invisible pour les yeux. )

『星の王子様』のなかのワンフレーズ。
このフレーズをふっと思い出した時、ヨガの八支則のプラティヤハーラをに繋がります

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yadā saṁharate cāyaṁ kūrmo’ṅgānīva sarvaśaḥ |
indriyāṇīndriyārthebhyas tasya prajñā pratiṣṭhitā ||

「また、亀がすべての足を一緒に引っ込めるときのように、
感覚の対象からすべての感覚を退けるとき、その人の叡智は確立される」
五感の制御~バガヴァッドギーター(2-58)

これは外側に向かう意識の流れを、内側に向けることです

五感をフルに使って生活をしている日常
耳や眼で情報を得て
それを求めるために手足を使い
手で触ってみたり
口にしたり

五感は自分の外側との関係性を強くします
心地よく生きて行くために必要なものですが
ある程度、自分でコントロールができないと
本当に大切なもの、必要なものがわからなくなりますね
外にばかり意識が行くと
自分の内側とのバランスが崩れていきがち

目に見えないけれど大切なもの、
例えばそれは、友情、絆、思いやり、気遣い、優しさ、豊かさ、
みたいなものなのかもしれません。
そういうものを忘れてしまう。。
しかし、内側にばかり向かいすぎても
外側とのバランスも崩れてしまいます

本当に今の自分に一番大切なもの
そして自分の内外とのバランスがちょうどいいもの
それはなんでしょう?
答えは自分自身に中に・・・・

サン=テグジュペリは「心で見る」と言っています
ヨガの言葉に置き換えると
それはconsciousness(意識)

五感を制御して
自分自身の内側を観察すること
ヨガのアーサナでご自身の体を客観視することから初めてみましょう

“「そら日和。」5月” へのコメントが 4 件あります。

  1. 角田 和美

    お世話になっております。
    ヨガのアーサナで自分の体を客観視する事から
    初めるとの御教授有難う御座います。

    以前に読んだ 中村天風先生の(こころを磨く)
    第一章 人間の正体は気体である
    71ページに
    客観的考え方をするだけで人生は楽に
    なってくる。

    自分というものは目に見える肉体ではなく、
    さりとて、見えない心でもない。
    一介の物質や抽象的に考えられるようなもので
    なく、肉体や心をつくって、さらにそれを使って
    命を活動させようとする生命の根本中枢である
    霊魂という気体だ

    客観的になると、ただ、その考え方がチェンジ
    されただけで、もう、ぐーっと 生命の中に
    生ずるところの、それを完全な状態にしていこう
    という力が働きだす。
    これを デル ナトゥール ヘルトリープ(自然
    良能力)という。

    コラムを読み 今一度 (心を磨く)
    読み返しました。

    有難うございます。

  2. 角田 和美

    平成 最後の年に
    yogacafeさんに
    出会えた事に 深く感謝しております。

    令和の世となり さらなる御教授 ご指導
    宜しく御願い致します。

  3. 角田 和美

    コラム愛読者にせっかちでご存知かと思いますが、
    ( 星の王子様ミュージアム )神奈川県箱根町仙石原に
    あります。
    行った事無い方、お時間あれば訪ねてみてください。

    星の王子様 今一度 読んでから行くと より一層
    宜しいかとおもいます。

    失礼致しました。

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