11/10(日) ドミニカ・芹ヶ野WS 開催しました。

今年、2回目のドミニカWSでした。
多くは、リピーターの生徒さんや練習熱心な生徒さんで
アライメントを整えることの重要性を熟知した生徒さんが多かったようです。

少人数だからできる
ドミニカの観察力の鋭い目の行き届いた
愛溢れるとても内容の濃い、充実した時間となりました!

ソラの生徒の弱点を知っているドミニカだからこそ
導けるそんなクラス構成となりました。

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ロープウォールを使って硬くなった肩周りをしっかりとほぐし・・・

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足を使って、立位ポーズ
胸を開きながらねじり
そして、しっかりと体を目覚めさせた後
肩立にチャレンジ!

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ドミニカマジックにより
みなさん、綺麗に胸が開き
椅子を使ったニラランバ・サルワンガアーサナにも挑戦できました。
ドミニカ ありがとう!!

今回は1回目からずっとワークショップ人参加してくださっている、
とても練習熱心はT.Aさんにレポートを描いていただきました!

私はこの数年間、soraのオーナー、
まぁさ先生のペルヴィックハタヨガのクラスで練習を重ねています。
ドミニカ先生は、まぁさ先生の先生でもいらっしゃるということで、
ドミニカ先生のワークショップには、まるで半年に一度の定期テストのような気持ちで毎回参加させていただいています。

ドミニカ先生やまぁさ先生のクラスはとても魅力的です。
先生方のクラスでは、いろいろな道具を使ってポーズに取り組みます。
もしかすると、人によってはそれを少し面倒で窮屈に感じるかもしれません。
なぜなら、道具を使うと動ける範囲が制限されるので、慣れるまではどちらかというと…辛く、苦しい日々かもしれないからです。

自分が動きたいように動けなくて、気持ちがモヤモヤすることもあるかもしれませんし、
今まで使ってこなかったパーツをたくさん動かすことで、酷い筋肉痛になることもあるかもしれません。
でも、練習を続けていくと、少しずつですが、その中にいつもある「法則」に気付きはじめます。

それは、どんなポーズにも共通する「意識の向け方」で、立っていても座っていても、
逆さまになっても、うつ伏せでも仰向けでも、変わりなくいつもそこにあるものです。

先生方のクラスでは、その「法則」に逆らうことなくポーズに取り組みます。
それが”誰もに共通する法則”だからこそ、人と自分との体の違いに気付き、
左右差に気付き、自分の癖に気付くことができます。
だんだん、「いつまでも自分勝手に動いていてはいけない」と認識するようになります。
私がこれまでケガをすることなく練習を続けてこられたのは、
こういった「自然の法則に逆らわない練習法」のおかげかもしれません。

ドミニカ先生は、「アヒムサー(非暴力)」という言葉をクラスの中でよくおっしゃいます。
自分の体に暴力的にならないためには、何が「努力」で何が「暴力」かを見極めなくてはなりません。
心が「もっとやりたい」と思っても、途中で止める意志を必要とすることもありますし、
苦手な動きでも、必要ならば何度もトライすることもあります。
結果的に、それらが自分の体を守ることとダイレクトに繋がっています。

私の目標はいつも「体の各パーツが適切な場所で適切な仕事ができるようにすること」です。
この価値観は体以外にも当てはまり、社会人として生きる私たちにとても参考になります。
これらも全て、練習を通して先生方から教わってきたことです。

今回のワークショップでとても印象的だったのは
(私は「本当にすごいな」と思ったのですが、)
ドミニカ先生は、一人一人の体の特徴を見極め、
一人一人に違った道具を使うよう指導し、それぞれ違ったやり方でポーズに取り組み、
なんと、全員に同じパーツの伸びを感じさせてくださったことです。

一人一人が違った体であること、
それ故、適した努力の方法も一人一人違うことを、
その場にいた全員がはっきり理解できたのではないでしょうか。
こういった経験をさせてもらうたびに、むやみに柔らかさを求めたり、
難しいポーズに憧れたりすることにあまり意味を感じなくなります。

正直、自分の体の限界を受け入れなくてはならない場面もあります。
ですが同時に、与えられた状況で自分にできることは何だろう、と考えることもできます。
そういったことにいつのまにか気付かせてくださる先生の指導力と技術の高さに改めて感動を憶えます。
でも私は、このような数々のご指導は、
おそらく、先生の高い客観性、思いやりから生まれるものであろうと思うのです。
いつも、生徒さんたちの体や背景を第一に考えてくださっているように感じます。
今回のクラスの中で、ドミニカ先生は「宇宙のシステムはよくできているでしょ」とおっしゃいました。
先生方のクラスで練習していると、私たちの体のデザインもそのシステムの一部であると感じます。
「正しく動くと辛くないでしょう。私たちの体はそういう風にデザインされているからね。」
とまぁさ先生からもいつも教えていただきます。

今回のワークショップの感想を、とご依頼いただいたのですが、
どうしてもそこだけを切り取ることはできませんでした。
私にとっては、いつもの練習があってこそのワークショップです。
まぁさ先生にも、ドミニカ先生にも、そのまた先生にも、
知識と技術を伝え続けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回もたくさんの気付きとヒントを、そして大きな宿題もいただきました。
また次回のワークショップを楽しみに、日々の練習に取り組みます。
ヨガが体と心を健やかにサポートするものでありますよう、
祈りを込めて。ありがとうございました。

ドミ1

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