暑い夏が、あっという間に過ぎ去り
季節は晩秋に向かいます
9月末には、イタリアより来日したアイアンガー指導者ガブリエラ・ジュビラロ先生による5日間のトレーニングに参加しました
先生が初日におっしゃった言葉が印象に残っています
「正しい練習を積み重ねることが大事
そして、ヨガのアライメントを整えたあと
皮膚から筋肉、筋肉から骨に寄せながら
関節をロックしたあと、エネルギーがフローするのを感じる
それがヨガアーサナ」
丁寧に、地道にひとつひとつの体の部位に注意深く意識をむけ
正しいアライメントを取ることを学ばなければいけないと感じました
日々の、小さな努力が未来の自分自身の体を整えてくれますね
まずは、詰まった体の部位
ひとつひとつを丁寧に開くことから始めよう
ヨガのポーズを正しく取ろうとするとき
いつもの体の癖から抜け出るのに苦労して、とても辛いものになります
体は怠け者
楽なほう、楽なほうに行きがち
勇気と強い意志を持って、癖を克服することはとてもきつく、辛い作業です
そして自分の描いたような結果はすぐにやってきません
ヴァイラーギャ(委ねること、手放すこと)とアビアーサ(頑張ること、鍛錬すること)
ヨガの練習において、まずはアビアーサ・・・
練習すること、努力することがとても大事です。
ポーズに向かう準備・・・地味な基礎の練習を丁寧に繰り返すこと
通常の生活では意識しない体の場所に意識を向けるヨガの練習では、
なかなか、体の緊張が取れずうまく力が抜けないこともしばしば
でも、ヨガの練習を繰り返していくと、やがて肩の力が抜けうまい具合にポーズがとれるときがやってきます
その時、はじめてヴァイラーギャ、ただ目の前に差し出される‘今’に身を委ねることができる準備ができたのかもしれません
欲を手放し、ただ目の前にあるやるべきことに集中する
サプライズは、忘れた頃にやってきます。
気がついたら、きついポーズが簡単にできるようになっていたり
以前きつかった、スカートが楽に掃けたり・・・
ヴァイラーギャ(委ねること、手放すこと)とアビアーサ(頑張ること、鍛錬すること)を繰り返すことで
結果は追い求めなくてもよいのです
向こうから、やってきます・・・・
秋が訪れるように