「そら日和。」12月

しめくくりの月。
この一年はみなさんにとって、どんな一年でしたか?
最後の一ヶ月 日々すべてのものに感謝しながら過ごしたいです・・・・。

いろいろなことがありました
出会い
別れ
再会

喜び
怒り
悲しみ
楽しみ

この一年間の行い
すべて良しとして
新しい年を迎えられるように・・・。

12月
ヨーガ・スートラ12節 の教えに
「心の作用は、修習(アビヤーサ)と離欲(ヴァイラーギャ)によって止滅される」
とあります。

アビヤーサ(修習)とヴァイラーギャ(離欲)の関係は鳥の羽ばたきに例えられます。
鳥がヒナから成長して、空中に飛び立つ練習を始めます。
なんども失敗を重ねながら
飛び立ち、高度を得て起動にのるまでは努力し、
そしてそれからは風に身をゆだね、流れに体を任せると言われているあう。

しかし、飛び立つことが簡単ではないものもたくさんいるでしょう。
けれど、アビヤーサの「アビ」は繰り返すという意味。何かをしようとしたら、それをしようと、何度も何度も練習を繰り返す。

どんな鳥も、いきなり飛べるわけではありません。
雛はみな、勇気を振り絞って巣を飛び出します。
なんども何度も、失敗を重ねながら
繰り返し繰り返し、練習し続け
その結果、大空に羽ばたくことができます。
最初は低飛行で、ヨタヨタと・・・。
日々の生活の中での繰り返しと学びの中で、
次第に緊張が取れていき、無駄な力がなくなったその時、きっと自然に羽ばたいて飛べるようになるのです

大きなエネルギーに飲み込まれ
欲望と執着に囚われたり、惰性で続けていたりする自分がいたら、
もう一度、欲がなく一心に練習を続けていた時を振り返り
夢に向かって無心に頑張っていた時を思い出します。

アビヤーサ(努力)とヴァイラーギャ(手放し)は一対の存在です。
最大限の努力を怠らず、その行いの結果は自分で決めることではなく
大きなものの手の内にあります
そのものに任せましょう
鳥が羽ばたく努力の結果、行き先は風に任せるように・・・

Om
いーしゅわら・なまは

“「そら日和。」12月” へのコメントが 2 件あります。

  1. 関根信子

    yogacafeーsira
    まあさ先生
    インストラクターの皆様

    こんばんは。今週末から12月に入り時の早さを改めて感じております。

    今年は、yogacafeーsoraの素敵な先生との出会いがあり、スタジオレッスンに参加させていただくことができ、感謝しております。
    時に、仕事の忙しさや体調不良、新しい家族の出会いがあり、思うようにレッスンに参加できないこともありました。

    大好きなヨガを来年もこれから先も続けて行けるように、焦らずに大切な時間にしていきたいと思います。

    素敵なスタジオ、素敵な先生との出会いに感謝です。

    ありがとうございます。

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