10月 神無月 見えるものと見えないもの
先日我が家で起こったできごと。
3歳の息子が夢中になっているプラレール
自由に線路を作り、その上を電池で動く列車が走ります。
ある日主人が「スーパーこまち」と「はやぶさ」の先頭車両がないと探していました。
しかも「ここ2週間ほど見てない気がする」と言うのです。
床に顔をつけ、ソファーや家具の間を探し、間違ってゴミ箱に捨ててしまったのかも・・・とゴミ箱をひっくり返したり、部屋中を1時間ほど探しましたが見つからず。
そんな私たちを息子は不思議そうに見ています。聞いてみても「??」といった感じ。
いよいよ諦めるしかないのかな?と話していると、息子が「はやぶさ」を手に持っているではありませんか。
「どこにあったの?」と聞くと、いつもの場所を指さします。見るとそこにはもうひとつの「スーパーこまち」も。
見たはずの場所なのに。探しても探しても無かったはずなのに。
子供には見えて、大人には見えないものがあるのでしょうか。
年齢を重ねると、過去の経験や思い込みから、素直に物事を見ていない気がします。
曇ったガラスで相手や物事を見て、勝手な解釈をしたり、その為せっかくの出会いやチャンスを逃していたり・・・
ココロの曇りを少しずつ磨き、クリアへ。
余計なものを取り除き、ピュアな心で、本来の自分へ繋がる。
そこへ至るにはまだまだ先が長いように思いますが
いつかそうなりたいと思ってこれからもヨガを続けていきます。
かずよ