1月20日から15日間は大寒。
この大寒が終わると、待ち遠しい立春がやって来ます。
三寒四温、寒さと温かさが行ったり来たりと季節の揺らぐ時期です。
こんな時期は風邪を引いたり体調を崩しやすいため、外からのケアが欲しい時期ですね。
古くからある『寒』にまつわる食べ物や風習を紹介します。
『寒灸』
大寒の時期にお灸をすると、病気や災難を防ぎ、長寿を保つと言われています。
立春を迎える頃、植物が芽吹くと同様に、私たちのカラダも開いていく季節です。
骨盤を調えると同時に、お灸などを取り入れて、少しだけ自分で出来るケア知っていくと便利ですね。
『寒卵』
縁起物として贈り物に使う事もあるようです。
この時期の鶏は卵を産む回数が減り、そのため滋養がたっぷりと含まれている上に、保存がきくとされています。
『寒しじみ』
寒中にとれるシジミは、栄養価が高く、一年中出回るシジミの中でもうまみが凝縮されています。
冷たい水にさらされて身がぎゅっとしめられ、厳しい寒さを越えていくための栄養をたくわえているので、とても美味しいです。
暑さ除けの食べ物は『土用しじみ』です。
寒い時期、暑い時期と、私たちに取って厳しい季節に合わせいただき、カラダをととのえてみるのもいいですね。